スタッフDの書き物13👉ガーネットのおうさま | マユヤマジュエラー | Mayuyama Jeweler

2021/02/11 12:30


皆様こんにちはスタッフのDです。
少し前からショーケースに現れたルース。

「ルースから選んであなた好みのジュエリー。」もちろん制作しております。
バースストーンの1番目、ということでガーネットにしました。

ガーネットって様々な色がありますね。
カラーストーンといえば「あっ」と思い起こす方も多いのではないでしょうか。
人類史の観点からみても、付き合いの非常に長い宝石の一つです。

ガーネットの王様といえば、間違いなくデマントイドガーネットでしょう。
グリーンガーネット?いえいえ。煌めき方が段違いですよ!色も全然違います!

19世紀にロシアでたまたま見つかったデマントイドガーネット。
当初はその煌めきから「ダイヤじゃないの?」と言われていたり、当時の人は誰もガーネットだと想像しなかったようです。
その後の調査でガーネットと判明したわけですが、新種発見!ってことですね。


ロシア皇帝付の宝石商だったファベルジェが、デマントイドガーネットのジュエリーを手掛けた影響も大きく、ロマノフ王朝をはじめ、国内外の貴族達がこぞってもとめる宝石になりました。

↑ファベルジェといえばエッグアート?いえいえ、素晴らしいジュエリーもたくさんありますよ~

しかしその後、ロシア帝国の海外進出の失敗→国内の動乱→ロシア革命→WWI→WW2→冷戦→ソヴィエト崩壊で国内はズタズタへ・・・。


↑特にロシア革命がマズかった・・・


そんな動乱続きでまとも鉱山開発もされず、デマントイドガーネットは幻の宝石だった時期も・・・。

そして鉱山が再開発されたのなんと2002年
!ワォ!


そしてデマントイドガーネットには大きく産地に分けて2種類あることも周知されてきました。
ロシア産のデマントイドは優れた色・テリはもちろん。特定の内包物を含みます。

このルースは1ct↑アップ。これで大きいサイズ。


「ホーステール」と呼ばれるこの内包物はロシア、パキスタン、イタリア、イラン産にしか存在しません。

ナミビアやマダガスカル山には存在しないので、余計希少価値を生み出す要因になっています。
ロシア産のデマントイドはすでにまともに採掘されていないというのあって、パキスタン産がその供給を担っています。
イタリア産はそもそも少なく、イランはとにかく政情不安定すぎる・・・。

そしてジェムクラスで重い(大きな)ルースがなかなかないんです・・・。



普段何気なく目にする宝石達にも様々なストーリーがあります。
オカルトではない、そんなストーリーと誰かのストーリーが重なって一緒に過ごしていく・・・

なんかロマンチックですね。

今日はこんな感じでした。
ではでは~


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デマントイドガーネット